本当に困っているのは『隠れ待機児童』2

本当に困っているのは『隠れ待機児童』2
前回の記事でお話しした通り、隠れ待機児童というものがあるということは、お分りいただけましたでしょうか。
では、実際に隠れ待機児童だった、
私の娘の話をさせてください。
長女が幼稚園の入園を機に、次女も預けて働きに出たいと考えました。
この頃仕事は在宅ワークのみしていたので、そろそろ預けて外でもう少し働き出したいなと思いだしました。
ですが案の定、次女は隠れ待機児童になるのです!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
入園申請すら出せない現実
仕事をしたいと思っても、今働いていないということは勤務証明書がありません。
認可保育園に応募しても、勤務証明書がなくては点数が加算されず、受かるはずもなく、
0歳児での入所申請は諦めるしかありませんでした。
この頃友人から、子連れ出社をして良いと話を受け、事務職を始めることが出来ました。
ここでやっと勤務証明書を発行してもらうことが出来るようになったんですね!
フルタイムで仕事をしても受からなかった
子連れ出社を1年したのちに、1歳児枠で入園申請をしました。
ですが、認可保育園は全滅…
フルタイムで働くくらいじゃ、認可保育園は倍率が高すぎて落ちてしまうんですよね。
フルタイム+αで、多子や母子、生活保護、障害の有無など、加点対象になるものがないと中々受かりません。
そして認可保育園は落ち、なんとか入れたところが保育ママという小規模保育でした。
認可保育園ではないので、預け時間や日数などは少ないですし、お弁当も作らなくてはいけませんが、子連れ出社に比べればとても有り難い預け先でした!
1歳児はこの保育ママに通った訳です。
つまりフルタイムで仕事をしているだけでは、認可保育園には入れず、
1歳児になっても、隠れ待機児童から待機児童になったという訳です。
二年越しで認可保育園に入園
そして2歳児の入園申請です!
勤務証明書と同時に保育ママに通園しているという証明書を出しました。
保育ママに通っていることは、加点になるので、『私はフルタイム+保育ママ』というポイントがつきました。
これにより、やっとのこと、認可保育園に入園できたという訳です。
認可保育園に入るまでには、子連れ出社→保育ママ→認可保育園とかなりの段階を踏まなければ無理でした。
私は幸い、子連れ出社する会社に巡り会えたことが救いでしたが、中々子連れ出社をさせてくれる会社はありませんよね。
こんな時に、在宅ワークがもっと主流になればいいのになぁと思いました。
子連れ出社は母子ともに負担になるので、在宅ワークで勤務証明書を出してもらえるとしたら、かなり有り難いですよね。
実際に、私は認可保育園を応募する際に、在宅ワークの会社にも記載して頂きました。
在宅ワークは内職程度の収入しかありませんが、内職として加点対象になりました。
待機児童はもちろんですが、今後は隠れ待機児童に対しても対策を考えて頂けるような国になって欲しいと願っています。
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