知っておきたい!子供の保険の種類

子供の保険の加入には3つのパターンがあります。
1、共済
都民共済、県民共済、などが有名です。このタイプは保険料の安さと補償の広さが人気なんです。
共済というと「相互扶助」で営利目的ではないので掛け金がお安いのが特徴です。組合員がみんなの掛け金で
誰かが困っていたらみんなで助け合うという仕組みです。堅実で少ない掛け金でしっかりとした保証が得られます。
デメリットとしてパッケージ商品がほとんどで補償設定の自由度が低いことがあげられます。
2、生命保険会社の医療保険
終身タイプの保険なので子供の持病となるような病気にかかっても保険料を払う限り、保険が継続されます。
共済などは病院にかかる回数制限がされているのとは対照的に、永久に持病が続くようであれば保険金がおりるという
わけです。
これは、とくにそこまで必要かといわれれば私的には「私なら入らないかも」。
3、学資保険に付いた医療保険
かんぽ生命の学資保険に医療保険が付いている商品などは、学資保険加入時に勧められることが多いです。
デメリットとしては、性質の違う2つの保険(積み立て目的と突発的病気の補償)は
学資保険の返戻率が下がり、医療保険部分も補償の範囲が狭くなるということがあげられます。
子供の医療保険を選ぶコツ
まず、子供の医療保険を選ぶ場合、
保険には定期型と終身型があります。定期型は5年や10年といった限定的な期間を補償してくれる保険です。若い時ほど
月額が割安になりますし見直しで変更がきくというメリットがあります。
終身型は保険料が変わらず一生の保証が得られる保険。さらに解約すれば保険料がもどってくるのも終身型の特徴です。
満期になれば、これまでの払い込み料に返戻率(へんれいりつ)を掛けた金額が戻ってきますよ。保証も受けつつ
貯蓄ができるのは魅力的。
しかし、子供が幼いうちに終身型に加入すると保険料は割高で、見直しがしにくいので気を付けましょう。
保険の満期の時期をいつに設定するのが良い?
定期型にするにしても、終身型にするにしても満期をいつにするのかは、考えておくこと。
というのも終身型の場合は満期前に解約してしまうと払い込み保険料の50%から70%くらいしか戻ってこないのです。
大学入学費用などまとまったお金が必要になる直前に満期を迎えるようい設定しておけば安心ですね。
ただ、昨今では推薦入試などで子供が高校三年の秋には納入金が必要になってくる場合が多くありますので
よく考えて満期時期を設定してください。
注意点として、「特約や補償は最低限にする」ことです。
特約はただでついてくる保証ではないので月額利用料が増えることはさけて、堅実に必要なものだけ加入することが大切です。
これらのことを踏まえ、保険の窓口へいけば、失敗する保険選びにはなりません。
この記事へのコメントはありません。