お仕事がなかなかはかどらないときに

「もっと集中できれば、仕事もたくさんこなせるのに…」

などと思ったことはありませんか？

集中力のほかにも不慣れなことなどで、

思った以上に作業の時間がかかってしまうこともありますが…。

ひとり黙々とした作業が多い中、

在宅ワークに集中する良い方法ってあるのでしょうか？

在宅ワークと集中力

在宅ワークの場合、時間給のお仕事とは違って、

ひとつの仕事を終えて初めて報酬がもらえます。

いい方を変えれば、仕事にいくら時間をかけても

成果が出なければ、報酬０ということです。

長い時間をかけて作業するよりは、短い時間に効率的に仕事をすることが

在宅ワークに合った働き方のようです。

そのためには、スキルのほかにも集中力が必要となってきますよね。

仕事に集中できる時間

人が集中力を保てる時間がどのくらいかご存知でしょうか？

T大学薬学部I教授が勉強時間を変えたテストによる対比実験や脳波測定

などから、集中力に関する具体的な時間を導きだしたそうです。

それは、人の集中力は15分を境に低下する…ということ。

つまり、人が一番良い状態の集中力を保てる時間は15分間ということでしょうか？

15分刻みでできる仕事…なかなか無さそうですが、

仕事の時間を自己管理できる在宅ワークの場合

15分ごとに休憩時間をとることで、とても良い状態で仕事に集中できる…

かもしれませんね。

在宅ワークに集中する方法

時間にとらわれずに集中する方法を見つけてみましょう。

在宅ワークのメリットといえば、自由な環境づくりがしやすいところにあります。

自分に合った集中できる環境づくりがいつでも可能です。

音楽を聴きながら…

音楽は集中を妨げる雑音を消してくれる作用があります。

自宅での作業中に生活音が妨げになる場合も。

リラックスできるものや好みの音楽など、選択は自由だとおもいますが、

眠気を誘う曲調の音楽、

よく知っている曲や日本語歌詞の曲などは、

文字やデータ入力などの作業中などの場合、かえって集中力を妨げてしまうことも…

ご注意を。

気分転換を上手に取り入れて…

休憩をとりいれることは仕事を効率的にすすめるために必要なことです。

人を体と脳に分けて考えてみましょう。

K大学文学研究科S教授によると、脳を休めるには

「異なる行動で、異なる脳領域を刺激することが必要」と述べられたそうです。

つまり、集中力を高めるための脳の休憩方法は、

別の作業をしたり、体を動かしたりすることのようです。

集中力が途切れてきたなと思ったら、

体操でもしようかな…。

夕飯の準備をしてしまおう！

買い物をしに外出…など

気分転換法をその日の予定に合わせて選ぶこともできそうですね。

ただ注意したいのは、気分転換が長くなりすぎてしまうこと。

ちょっとの休憩が長時間のテレビにスマホ。

買い物ついでに遠出のショッピング。などなど。

睡眠時間は大切に…

睡眠不足は集中力を低下させる大きな要因です。

はかどらない仕事を納期までに終えようとすると、

睡眠時間を削っての作業となってしまう…ことも。

そんなときは、睡眠の長さよりも質やタイミングに気を付けることで

改善する方法もあるようです。

眠りについてからの3時間、とくに最初の90分間に深く質の高い睡眠をとることが重要な点で、

そのためには寝る前に、①直接照明やブルーライト②お酒、カフェイン、タバコなど

入眠への妨げになるような刺激はなるべく避けたほうが良いようです。

自分に合った集中できる環境づくりを心がけてみてくださいね。